11月23日から29日の1週間、「SDGsプロジェクト 地球を笑顔にするweek」という期間がTBS系列ではじまります!デザインセンターでは、そのロゴやメインビジュアル作成、ウェブサイトのデザインなどをお手伝いしております。今回は、クリエイティブ面から、どういうものなのかをすこしご紹介できればと思っております。
このロゴは、「視聴者の方にSDGsとはなんぞや?というところからもっと気軽に知ってもらいたい」というこのウィーク自体の考えを伺い、なるべくやさしくやわらかい印象になるように手描きのイラストで構成しました。リブランドで新しくなったTBSは、シンプルで爽やかな印象を大事にしてデザインをしてきましたが、そこに沿わせすぎるとちょっと姿勢の正しすぎる硬い印象になるといいますか、観る側が少し身構えてしまうような感じになるなぁというジレンマを感じていました。そこで、これからのTBSブランドとして発信されるクリエイティブに幅が持たせられると良いなという意味でも、少し違う印象をもったデザインにしています。
私自身、この企画に関わるまではSDGsのことはまったくわかっておらず、今も社内セミナーや雑誌、映画をみたりして少しずつ学んでいる最中です。「勉強」というと一気に硬い印象が出てしまうけれど、実はすごく身近なことで、「食べ残しをなるべく減らす」とか、「着古した服をメルカリに売る」とか・・・ちょっとしたことだけれどそれもSDGsに関わることの一つなのではないかと、読んだ雑誌には書いてありました。関わりはじめてから、非常に影響されやすい性格もあいまってか、日常生活の中でもSDGsのことを少しずつ気にするようになってきました。出かける時にはかならずエコバッグを持っていく、リサイクルできるものはリサイクルに出すなど、まだまだそのくらいですが・・・。
SDGsとはなんなのか・SDGsの17の目標について、なるべくわかりやすくお伝えできればと、弊社で作成したサイトもアップされましたのでよければご覧ください。
こちらのデザインも、「地球を笑顔にするweek」ロゴと同様に、手描きテイストのイラストを構成しました。SDGsとは、すぐ数年後の未来についてのものではなく、長い目で見た先の世界をよりよくしていくための目標です。そういったことから、デザインの面でも、デバイスですぐ作れそうなものというよりは、ひとつひとつ手作業で、描いたり塗ったり貼ったり(今回貼ってはいませんが)して完成するような、ある意味アナログだけれども着実なものにしたいという思いがありました。
SDGsには17の目標がありますが、目標のアイコンを1枚ずつパターン化してイラストにしています。
期間中にはこのほかにも、フードロスに着目したメニューを社内カフェで提供をしたり、ヘラルボニーさんという団体とコラボしたアート作品を展開するなど、社内・外問わず、SDGsについて知ってもらおうという取り組みを行います。
クリエイティブに関わりながら、SDGsについて「自分には何ができるだろう?」と考えるきっかけになりました。このウィークが、視聴者の方や普段テレビはみないけれどSNSなどでこのことを知られた方にも、そんなきっかけになると良いなと思っております。(TBSテレビ デザインセンター 三嶋さつき)
SDGsウィークのサイトはこちら