TBSテレビ 企業情報

TBS放送基準

1951年10月10日制定
1959年7月14日改定
1992年4月1日改定

TBSは、放送の社会的責任と公共的使命を認識し、メディアの特性を十分に活用して、文化の普及と向上に努め、平和で民主的な世界、より良い社会環境、地球環境の実現と、公共の福祉に貢献することを使命とする。 TBSは、電波が国民のものであるという原則にもとづき、基本的人権と世論を尊び、公正な立場を守り、自律を確保することによって、表現の自由を貫き、広告、宣伝の社会的効用を高め、国民の期待と信頼にこたえる。 このため、TBSは、放送番組を次の基準によって編成する。

  • 広く内外の放送事業者及び関係者と緊密な連携を保ち、放送内容の充実に努め、国際的な相互理解を図る。
  • 放送番組は、報道、教養、教育、芸術、娯楽、スポ-ツ、広告の分野にわたるとともに、メディアの特性と放送時間を考慮して、放送番組相互の間の調和を図る。
  • 放送番組審議会の意見を尊重し、放送番組の適正を図る。
  • 常に世論と視聴者の要望を把握し、これを放送番組に反映させる。
  • 広告主の意図を理解し、広告の媒体としての効果をあげることに努める。
  • 政治、経済、その他社会上の諸問題に対しては、公正な立場を守り、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする。
  • 社会の良識や良俗に反する放送は行わない。
  • 報道番組は、すべての干渉を排し、事実を客観的かつ正確、公平に取り扱うとともに、電波の特性を生かして機動性と速報性の発揮に努める。ニュ-スと意見は、区別して取り扱う。
  • 教養番組は、視聴者の教養を高め、知識を豊富にし、社会問題の判断と実生活に役立つよい資料となるように努める。医療、学術に関する番組は、正確を期し、科学的根拠を尊重し、慎重に取り扱う。
  • 教育番組の放送に当たっては、放送の対象とするものにとって内容が有益適切であり、組織的かつ継続的であるようにする。
  • 芸術、スポ-ツおよび娯楽番組は、視聴者に健全な楽しみを提供して、生活内容を豊かにするとともに、それらの育成に努める。
  • 児童向け番組は、児童の健全な常識と豊かな情操を養うことに努め、心理的に悪い影響を及ぼすおそれのあるものは取り扱わない。
  • 広告は、真実を伝え、関係法令に従い、視聴者に対して責任を負いうるものとする。
  • 放送が事実と相違することが明らかになったときは、すみやかに訂正または取り消しを行う。
  • この基準に定めるもののほか、細目については、日本民間放送連盟放送基準を準用する。

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