TBSグループのガバナンス体制

会社の機関の内容

当社は監査役制度を採用しており、現在、監査役は5名のうち3名が社外監査役、取締役は10名のうち4名が社外取締役であります。また、当社は執行役員制度を設けており、現在、執行役員は15名であります。

当社の取締役会は原則として月1回開催され、会社の重要な業務執行の決定と重要事項の報告が行われております。また、社長の意思決定および業務執行のための諮問機関として常勤役員会を置いており、グループ経営を含む経営管理全般の執行方針等について協議を行っております。現在、常勤役員会は、常勤取締役および執行役員によって構成し、原則週1回開催しております。さらに、常勤役員会には、専門の審議のために、予算や投融資等に関する各部会を設置しております。

監査体制について

当グループでは、監査役による取締役職務執行監査、内部監査局による内部監査、会計監査人による外部監査、いわゆる三様監査の実効性を高め、かつ監査品質の向上を図り内部統制の有効性を高めるために、各監査間で監査計画・監査結果の報告や意見交換などにより、緊密な相互連携の強化に努めています。

グループ経営について

当グループは、当社を認定放送持株会社とし、放送事業を中核とする当社グループの各事業については、経営の機動性と経営資源の最適配分の観点から、各社の経営に責任と権限を委譲する形で運営されておりますが、その一方で、合同月次連絡会を毎月開催する等、グループ各社間においては、不断に業務執行上の情報共有や意思統一に努めております。

グループ内部統制およびリスク管理

当社は、グループの内部統制体制を構築・推進するため、社長を委員長とする「TBSグループ企業行動委員会」を設置し、適正かつ効率的な事業遂行を達成するとともに、企業集団としての企業価値の維持・増大をはかることとしております。同委員会は、当社および当グループの取締役ならびに外部委員(弁護士)で構成し、以下の事項を所管しております。

  • 内部統制体制の整備・評価・改善に関すること
  • 企業倫理の確立に関すること
  • リスクの管理および適正で効率的な業務の推進に関すること
  • 情報開示体制に関すること
  • 当グループ各社の取締役会の諮問に関すること

コーポレート・ガバナンス