サステナビリティ・ファイナンス
当社は、サステナビリティ経営を推進し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化・促進するため、2024年9月に、サステナビリティ・ファイナンス・フレームワークを策定しました。今後、本フレームワークを活用した資金調達を進めてまいります。
背景及び目的
当社は、日本を代表する報道機関として、地球/社会/自社のサステナビリティに幅広く責任を負っています。「TBSグループ VISION2030」と「TBSグループ 中期経営計画2026」の実現・達成に向けて掲げた、6つの最重要課題(マテリアリティ)は、環境や社会課題解決も考慮に入れたものとなります。
環境に関連するマテリアリティ、「命息づく地球に「最高の“時”」を」に対しては、2026年度までにグループ全体の再エネ電力比率100%を目指すなど、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速させます。
また、社会に関連するマテリアリティ、「メディアとしての「社会的使命」を果たす」に対しては、災害発生時における情報発信を強化するほか、赤坂エンタテインメントシティ計画におけるサステナブルな街づくりなどにも取り組みます。
本フレームワークの策定は、これらの施策に必要な資金の調達に貢献し、取り組みを一層強化・促進するものとなります。
サステナビリティ・ファイナンス・フレームワークについて
本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定めるサステナビリティボンド・ガイドライン等に基づき、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価と選定のプロセス、③調達資金の管理、④レポーティング等の方針を記載しています。また、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、サステナビリティボンド・ガイドライン等の原則との適合性に対する外部評価(セカンド・パーティー・オピニオン)を取得しています。詳細につきましては、以下をご参照ください。
TBS サステナビリティ・ファイナンス・フレームワーク R&I セカンド・パーティー・オピニオン資金調達及び資金使途の状況
資金調達の形態 | サステナビリティ・ローン |
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契約締結日 | 2024年9月 |
資金使途 | 赤坂二・六丁目地区開発計画に係る建物建設費等 |
契約金額 | 合計700億円 コミット型タームローン |
借入実行日 | 2024年10月以降 |
貸付人 | 株式会社三井住友銀行、株式会社横浜銀行、三井住友信託銀行株式会社 |