番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2015年1月19日(月)開催 / 第579回番組審議会より
「新春!!炎の体育会TV」1月1日(木)放送分について

議題

(1)審議事項
 1)「新春!!炎の体育会TV」1月1日(木)放送分について
 2)その他
(2)事務局報告事項
 1)視聴者からの声について
 2)次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長音好宏 
委員嵐山光三郎 石田衣良 河野栄子 竹田恆和 田渕久美子 寺島実郎 藤原帰一 (北村委員、欠席) 

局側出席者

 TBSテレビ

 石原社長

 新田常務

 佐々木執行役員

 津村取締役・編成局長

 西野報道局長

 安藤編成考査局長

 荒井制作局長

 合田制作局制作二部長

 坂本制作局「炎の体育会TV」プロデューサー

 齊藤番組審議会事務局長

 河野視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇スポーツ選手の超人的な身体能力ということでは、圧倒的にメッシ選手のリフティングがすばらしかった。知らないうちにニコニコ笑ってしまう、というお正月にはぴったりの番組だった。

◇プルシェンコ選手のアイスショーに本田望結・紗来姉妹が出場できたのは大変なこと。はじめはどうなるか心配していたが、二人とも本当に頑張った。
浅田真央選手もバラエティ番組には出ない選手だが、よく出てくれた。スケートの好きな子供たちが本当に夢をもらったと思う。

◇水泳の北島康介選手のリレーマッチにはとても引き込まれた。オードリー春日が先行し、北島が追いかけるという本当に理想的な展開で盛り上がった。全体的にお正月番組として、ビッグネームが並んでいてよかったと思う。

◇通常のスポーツ中継と違って、ストーリーの組み立てからカメラの配置まで、作る側が自在に作り込むことができるので、非常に見やすいし、わかりやすい番組になっている。

◇今やお正月のテレビといえばスポーツが主役だということを痛感した。今回「新春!炎の体育会TV」を見て、北島選手にしろメッシ選手にしろ浅田選手にしろ、一流と呼ばれるアスリートたちは、とにかく人を喜ばせることを考える人たちなのだと感じた。

◇2020年の東京五輪に向けてスポーツ番組が大変重要になるが、極端なドラマ化、商業化に走らない抑制を持って、しかもアスリートのポテンシャルを誰から見ても面白いね、という形で伝える努力を続けて欲しい。

◇メッシのリフティング・ハイのすごさに目を見張った。あのやわらかい体であっさりと18メートルの記録を作ってしまった。ここのところが一番面白かった。

◇純粋にアスリートたちの技能や体力を前に出している番組なので好感が持てる。今のアスリートたちのコメントのうまさも印象に残った。リフティング・ハイについては、18メートルがいかに高いか、映像的にもっと見せられればよかったと思う。

◇この番組は、レジェンドともいうべき有名な選手が登場し、本人たちが楽しんで参加しているところに魅力がある。ただ、プルシェンコ選手の豪華な別荘などのサクセスストーリーは別の番組でやった方がよかったのではないか。

(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)