番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2014年11月17日(月)開催 / 第577回番組審議会より
「いっぷく!」10月28日(火)放送分について

議題

(1)審議事項
 1)「いっぷく!」10月28日(火)放送分について
 2)その他
(2)報告事項
 1)BPO関連の案件について
 2)ミスゼロキャンペーン2014について
(3)事務局報告事項
 1)視聴者からの声について
 2)次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長音好宏 
委員嵐山光三郎 石田衣良 河野栄子 竹田恆和 田渕久美子 寺島実郎 藤原帰一 (北村委員、欠席) 

局側出席者

 TBSテレビ

 石原社長

 新田常務

 佐々木執行役員

 津村取締役・編成局長

 西野報道局長

 安藤編成考査局長

 西崎情報制作局長

 中野情報制作局情報二部長

 佐藤情報制作局「いっぷく!」プロデューサー

 齊藤番組審議会事務局長

 河野編成考査局 視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇国分太一さんは、朝のこの時間にとってもいいキャラクターだと思う。やわらかくて雰囲気もいいし、品がある。ただし、まだ突っ込みが足りない気がする。
今後に期待したい。

◇この番組はまだコンセプトがよく見えない。国分さんも枡田アナも頑張っているが、まだ薄いというか、厚みが感じられない。買い物難民の特集は、社会の変化を視聴者に伝えたところがよかった。

◇大変好感をもった。国分さんは出過ぎない感じだが、きちんと発言するところはしている。コメンテーターもこの番組にぴったりな人たちが集まっている。
最初から最後までとても癒された。

◇「いっぷく!」はサラダのような番組だと思った。視聴者にとってストレスのない、いい番組だと思う。重要なのは、視聴者の関心領域に対するアンテナで、エボラ出血熱や買い物難民についてもさらに視野を広げ、付加価値を付けて欲しい。

◇番組を見て、エボラ出血熱について最新の情報の整理ができたし、大相撲の逸ノ城についても知らなかった知識を得られた。「いっぷくクリニック」では軽いめまいを治すエクササイズを思わずやってしまった。

◇買い物難民もそうだが、番組をリニューアルして、ターゲットの年齢層を上に上げたのが成功だと思う。出演者では、天気予報の根本さんが、キャラクターがあって、とてもいい。

◇番組の1部が報道、2部が企画物というように2階建てにしたのはいいアイデアだと思う。ただ、国分さんも枡田アナもさわやかで、進行もお上手だが、何かが物足りない。キャスター、コメンテーター、取材記者のどれもが薄味になっている感じがする。

◇番組をリニューアルして、ニュースと生活情報を分けたので、すごくよくなった。この日の放送では、ニュース部分でエボラ出血熱の専門家に来てもらったこと、生活情報部分では都心の移動商店の話を取り上げたのがとてもよかった。

◇企画の着眼もよく、総合評価としては優等生の内容だが、この番組は、視聴率にしろ、これからの性格づけにしろ、今後どう育てていくかにかかっていると思う。これからの育て方に期待したい。

(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)