番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2014年1月20日(月)開催 / 第568回番組審議会より
「報道の日2013第二部」12月29日放送分について

議題

(1)審議事項
 1)「報道の日2013第二部」12月29日放送分について
 2)その他
(2)事務局報告事項
 1)視聴者からの声について
 2)次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音好宏 田渕久美子 寺島実郎 (北村委員、河野委員、竹田委員欠席) 

局側出席者

 TBSテレビ

 石原社長

 武田専務

 信国常務

 佐々木執行役員・編成局長

 西野報道局長

 河本編成考査局長

 藤原報道局担当局長

 西野報道局「報道の日2013」制作プロデューサー

 津川報道局「報道の日2013」総合プロデューサー

 齊藤番組審議会事務局長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇暮れの慌しい日に見たが、面白いなと思った。バブル崩壊、アフガン撤退など25年間にこんなことがあったと見ていた。ただ「平成元年に全てが始まった」というキーワードがちょっとこじつけになっているところもある。

◇「報道の日」は本当にTBSらしい番組で、ほかの局にはなかなかできないと思う。ただ金融破たんのところでは当事者にインタビューして欲しかった。食とか気象から25年を見るのは面白い切り口だと思う。

◇平成四半世紀を正面に据えて、現在私たちを取り巻く事柄全ての原点が元年にあったという番組の切り口はとても新鮮。平成銀行史では、もたれ合い、事なかれ、派閥好きなど今も変わらない日本人らしさを見せつけられた。司会の関口さんと膳場さんは安心して見ることができた。

◇年末のこの忙しい時期に10時間、報道の番組を柱に組めてしまう、その企画がきちんと通るTBSを高く評価したい。ただ1時間半に6項目は詰め込みすぎで、フィギュアの話はなくてもよかったのでは。スタジオのコメンテイターもちょっと弱かった。

◇オンリーイエスタデイのグラフィティみたいなものとしては、淡々と流れるように伝わっていたと思うが、もう一歩踏み込んで、冷戦後の世界や金融バブル崩壊の構造まで報道して欲しい。

◇平成元年から今日までの時代を切り取るという時間軸的な発想を持ったということ、このアイデアが非常によかった。バブル崩壊の話は、その説明だけでなく、それが今の日本経済にどう響いてきたかという視点が、もうちょっとあってもよかった。毎年工夫を凝らして続けて欲しい。

(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)