番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2013年11月18日(月)開催 / 第566回番組審議会より
「ジョブチューン」10月26日放送分について

議題

(1)審議事項
 1)「ジョブチューン」10月26日放送分について
 2)その他
(1)報告事項
 1)「朝ズバッ!」について
 1)ミスゼロ強化月間について
(3)事務局報告事項
 1)視聴者からの声について
 2)次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長野口祐子 
委員石田衣良 音好宏 北村明子 河野栄子 竹田恆和 田渕久美子 寺島実郎 (嵐山委員欠席) 

局側出席者

 TBSテレビ

 石原社長

 武田専務

 信国常務

 佐々木執行役員・編成局長

 西野報道局長

 河本編成考査局長

 石川執行役員・制作局長

 阿部制作局バラエティ制作部長

 小林制作局「ジョブチューン」プロデューサー

 齊藤番組審議会事務局長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇この番組はプロの人たちの仕事をきちんと認めた上で、人間的なエピソードで笑いを生み出している。このプラスの方向性の笑いをつくるというやり方がとてもいい。スタジオの雰囲気も良く、見ていて気持ちがいい。

◇ふだんバラエティは余り見ないが、バラエティも面白いものだと初めて思った。どの仕事でもナンバーワンを目指すことはすごく厳しく、成功するのには相当な努力が必要だということが見ている子供たちにも伝わったと思う。

◇この番組は、お笑いタレントをいつの間にか権威者にして弱者をいじくるという笑いの作り方の対極にある。編集やナレーションなど技術的にも非常に手が込んでいる。

◇いっこく堂の腹話術はすごかったし、声優やボディービルダーもとても面白かった。ただ、スタジオセットがちょっとどぎつく、全てのコメントにテロップを出す手法も目が疲れてしまう。

◇サッカー選手が出演していたが、アスリートがこけにされることもなく、非常に安心して見られた。ただ、笑わせよう笑わせようとするあまり、出演者たちがオーバーアクションになるのにちょっとうんざりした。

◇とても面白い番組で珍しく声を出して笑ってしまった。「知られざる業界の裏話をぶっちゃける」という看板に偽りはなかった。司会のネプチューンの突っ込みもよかった。

◇非常に面白く拝見したが、ネプチューンやバナナマンの反応というか受け方が極めてコンサバティブだと思った。プロのゲストを活かすようなもっとうまい受け方があるはず。

◇ゲストの人たちの職業の裏話をもっと聞きたかった。もっと面白い話を持っているんじゃないかと思った。プロになってからの話もいいが、若いころの失敗談とか苦労話もあるともっと面白くなると思う。

◇人間には誰しも、舞台裏を見たいという好奇心があるが、その好奇心がのぞき趣味になると嫌味になる。ジョブチューンはその辺りのバランスをちゃんと保って上質のエンターテインメントになっている。さらに工夫を重ねて頑張って欲しい。

(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)