番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2013年4月22日(月)開催 / 第560回番組審議会より
「マツコの知らない世界春の新生活〜物欲が止まらない2時間SP〜」4月5日放送分について

議題

(1)審議事項
 1)「マツコの知らない世界春の新生活〜物欲が止まらない2時間SP〜」4月5日放送分について
 2)その他
(2)報告事項
 1) BPO関連の案件について
 2) 番組種別公表制度に基づく10月〜3月までの放送実績
(3)事務局報告事項
 1)視聴者からの声について
 2)次回審議会の議題および日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音好宏 河野栄子 田渕久美子 寺島実郎 (野口副委員長、北村委員、竹田委員欠席) 

局側出席者

 TBSテレビ

 石原社長

 武田専務

 信国常務

 佐々木編成局長

 西野報道局長

 河本編成考査局長

 石川制作局長

 阿部バラエティ制作部長

 御法川「マツコの知らない世界」プロデューサー

 斎藤番組審議会事務局長

 齊藤番組審議会担当局次長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇スペシャルでゴールデン枠でやったのに、いつものままの素の番組の作りを貫いたところが、視聴者とぴったり合った。俯瞰する立場から、社会の不思議さや、面白さ、厳しさを取り上げればもっと刺さる番組になったのでは。

◇いいおばさんのマツコデラックスを見た。欲しいものが無い人に「これ欲しい」と思わせる、見る人を刺激する内容であった。文房具は食い足りなかった。

◇いろいろな分野の専門家をよく見つけて、よく取材している。バラエティといえば、ひな壇タレントが並ぶ似たようなものが多い中で、すっきりしてとても見やすかった。

◇スーパーマーケットの場所とか、発注の仕方とか教えてほしかった。

◇深夜のゆったり感と、マツコのキワモノ的部分がマッチして面白い。誰を連れてくるか、マツコとどう闘うのか、その対決がうまく出てるのかが大事。
商品に対する客観的な目、批判的な目、がちょっと弱かった。

◇興奮した空気も無く、自然体ですんなり受け止められる番組。ゴールドのコーナーは、卑俗と俗悪な空気になっちゃって、もう一歩深めたり、踏み込んだ香りを漂わせてほしかった。

◇バラエティとしてアイデアも素晴らしく、良質なエンターテインメント。その決め手は、マツコという個性的なエンターテイナーの魅力による。が、番組がいつのまにか尻切れトンボに終わってしまったのは不満。

(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)