このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2012年11月19日(月)開催 / 第555回番組審議会より
「超もてもてナインティナイン美浜の花嫁お似合い大作戦スペシャル」11月13日放送分について
(1)審議事項
1)「超もてもてナインティナイン美浜の花嫁お似合い大作戦スペシャル」11月13日放送分について
2)その他
(2)報告事項
1) ミスゼロ強化月間について
(3)事務局報告事項
1)視聴者からの声について
2)次回審議会の議題及び日程について
委員長 | 藤原作弥 |
副委員長 | 野口祐子 |
委員 | 石田衣良 竹田恆和 河野栄子 田渕久美子 寺島実郎 (嵐山委員、音委員、北村委員、河野委員欠席) |
TBSテレビ
石原社長
武田専務
藤田取締役
佐々木編成局長
西野報道局長
河本編成考査局長
石川制作局長
阿部バラエティ制作部長
江藤「もてもてナインティナイン」エグゼクティブプロデューサー
篠塚「もてもてナインティナイン」プロデューサー
斎藤番組審議会事務局長
河野編成考査局視聴者サービス部長
◇楽しく、家族で楽しめる番組。本気度が伝わってきて、一味違う番組で興味深かった。スタジオに恋愛の専門家とかいたら面白いんじゃないか。スタジオがうるさい。あれだけのタレントが必要か?誕生したカップルが最後に出たらフィナーレ風でよかったんじゃないか。セカンドアタックのようなもう一度チャンスを与えてあげるようなことがあってもいいのではないか。
◇ある種の時代や人間社会の現実を反映している、良心的で楽しく見られるバラエティ。ひな壇芸人が番組の盛り上げにどこまで必要なのか。そろそろお笑いタレントのオンパレードというテレビ文化を考え直さなきゃいけないところに来ている。この先テレビ文化をどうするのか議論してみたい。
◇TBSが持っている大きな武器。こういう番組は将来、日本政府や厚労省のスポンサーもとれるのでは。どんどん突き進めれば、アメリカで流行のオーディション番組の日本版が作れる。ただひな壇の年齢層の幅が狭かった。アドバイス的なことを言う専門家がいてもよかった。
◇町の魅力や地域の活性化にもつながるし、非常にいいテーマ。男女3人ずつのバトルより、その後の人たちのこの先どうなるのか興味があった。成功しなかった例も入れてもいいんじゃないか。人の興味を必ず引き付ける番組であり、全体的に非常に好感の持てる番組だった。
◇未婚率を上げるムードを高めるのは日本にとって重要な課題であり、こういう番組を作って、その裏に真剣な地方の行政機関との連携があるのはとても意義深い。男から見た「見た目重視的」発言は残念だった。お笑いだけじゃなく、人生経験豊富な人たちを選んでほしかった。
◇同時進行ドラマ、ドキュメンタリードラマ的エンターテインメント。少子高齢化時代の婚活事情、地方の結婚のありようをうまく汲み取った、世相考現学的な制作意図がうかがえる。推理小説のように関心をつないでゆく演出は心憎い。全体長すぎる。なぜ最近SPというのが多すぎるのか?
(以上文中:敬称略)
TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
(TBSテレビ番組審議会事務局)