番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2012年2月20日(月)開催 / 第547回番組審議会より
「運命の人」1月15日、22日放送分について

議題

(1)審議事項
 1. 「運命の人」1月15日、22日放送分について
 2. その他
(2)事務局報告事項
 1. 視聴者からの声について
 2. 次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長野口祐子 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 田渕久美子 寺島実郎 (北村委員、竹田委員、欠席) 

局側出席者

 石原社長

 衣笠常務

 木村取締役

 藤田取締役・人事労政局長

 難波取締役・編成制作局長

 星野取締役・報道局長

 河本編成考査局長

 岩原制作センター長

 渡辺ドラマ制作部長

 瀬戸口「運命の人」プロデューサー

 土井ドラマ制作部スペシャリスト部長「運命の人」演出

 谷内番組審議会事務局長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇どこまでがフィクションで、どこからが現実なのかわからなくなってしまう危険性があるのではないか。

◇沖縄から見てこの問題をどうとらえていたのかがあまり描かれてないのではないか。

◇新聞社を扱っているので、編集局のシーンは少し丁寧にやったほうがいい

◇テレビドラマとして興味深く見るにはとても重過ぎて、気楽に見ていられない部分がある。

◇素材も役者も申し分ない。ドラマはこういう挑戦もしていかなきゃいけないだろう。なぜこれが視聴率10%前後なのかということが、現代のドラマ状況を象徴している。

◇すごく面白く見た。日曜日は必ず見て、この先どうなるのかなと、裁判でやっていくと、たるんじゃうんじゃないかと思いながら見ている。

◇ドラマの内容に関しては、ほぼ文句は無いが、ドラマの企画を選ぶ時の軸足が今のままでいいのか。ノスタルジックで牧歌的な物語を、みんな見る意欲が持てるのか。安全な企画に行ってしまってるのではないか。

◇大きな原作に負けているのでは。第一話の構成のまずさに出ていた。視聴者にちょっとでも分かってもらえる工夫をしたのか?構成と人間ドラマがもう少し深く描けていたら、格段に見やすい作品になった。

◇社会派ドラマか、家族ドラマか、両方中途半端になる難しさがあるのでそこをうまくやっていけたらと思う。

◇今の沖縄に結びつけるというのは、ちょっと格好よすぎるのでは。
鳴り物入りで社会派の正義を問う問題作みたいなこぶしの振り上げ方はあまりしないで、淡々とドラマ化し、放映したほうがいい。

(以上文中:敬称略)


*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局