番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2011年11月21日(月)開催 / 第544回番組審議会より
「クイズ☆タレント名鑑」10月30日放送分

議題

(1)審議事項
 1. 「クイズ☆タレント名鑑」10月30日放送分
 2. その他
(2)報告事項
 1. ミスゼロ強化月間について
(3)事務局報告事項
 1. 視聴者からの声について
 2. 次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長野口祐子 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 北村明子 竹田恆和 田渕久美子 寺島実郎 

局側出席者

 石原社長

 衣笠常務

 木村取締役

 藤田取締役・人事労政局長

 難波取締役・編成制作局長

 星野取締役・報道局長

 河本編成考査局長

 岩原制作センター長

 荒井バラエティ制作一部長

 西川「クイズ☆タレント名鑑」プロデューサー

 藤井「クイズ☆タレント名鑑」演出

 谷内番組審議会事務局長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇(歌手が、自分の持ち歌がいつカラオケで歌われるかを競う番組だが)テンポのある、見ていて飽きない、次にだれがなるのか一緒に楽しめる番組にはなってはいるが、間違えるとテレビ局が上から目線で遊んでいるととられてしまう。

◇勝負でもないのに、歌われた歌手が一人ずつ帰っていくが、だんだん少なくなるとしらけて映像が持たなくなっていた。

◇いいかげんな番組に見せかけて、結構見せてしまうというのがテレビの腕だが、今回は外したと感じた。

◇今バラエテイ番組を作るのが難しくなっている思うが、一つの型をどんどん磨き上げて必殺の武器をつくるというのが基本パターンなので、もっと本当に笑える番組になることを期待したい。

◇見ていて誰が一番楽しんだかというと、結局タレントたちが一番楽しんでいたが、それも最後にはしらけたのが見えてしまった。

◇かつて売れていた人たちを、いつ自分の歌が出るか待たせることで笑いをとっていたが、こういう笑いは他局に任せてもっと良質な笑いを追及して欲しい。

◇タレントを大量に作って、それが売れなくなったら落ちぶれ方も楽しんで、という笑いでなく、テレビ局が企画力を取り戻し、最初は受けなくてもそれはそれで面白いうと言うものが出てきて欲しい。

☆落ちぶれ感を競わせると言うあまり感じのいい笑いではないので、今後は歌手のうまさを際立たせるとか、プラスのオーラのある構成を期待したい。

☆歌手もタレントも多すぎて、それをいじくり回しているうちに、複雑になって冗漫になってしまったと感じた。

(以上文中:敬称略)


*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局