このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2011年4月18日(月)開催 / 第538回番組審議会より
「東日本大震災関連報道」について
審議に先立って、互選により藤原委員を委員長に、指名により野口委員を副委員長に、それぞれ再任した
(1)審議事項
1.「東日本大震災関連報道」について
2. その他
(2)報告事項
1. 23年度上期の編成方針について
(3)事務局報告事項
1. 視聴者からの声について
2. 次回審議会の議題及び日程について
委員長 | 藤原作弥 |
副委員長 | 野口祐子 |
委員 | 嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 寺島実郎 (北村委員、竹田委員、田渕委員、欠席) |
石原社長
衣笠常務
木村取締役
藤田取締役・人事労政局長
難波取締役・編成制作局長
星野取締役・報道局長
伊藤編成考査局長
吉崎情報制作局長
西崎報道局統括局次長
南部報道局編集部長
西野報道局ニュース部長
谷内番組審議会事務局長
河野編成考査局視聴者サービス部長
◇被災現場において、情報が錯綜して分からないときでも、テレビをつければすぐ分かる。テレビの持つ責任と力を再認識した。
◇震災ヵらひと月がたっているが、過度な自粛というか、みんなで辛抱しろという圧力を感じる。それを緩める手として、「絆」の次の新しいメッセージを打ち出してはどうか。
◇「絆」と言うのはTBSだからこそ出来るテーマだと思うが、それがニュースのときに字幕で大きく出たり、ニュース全体のテーマにすると変だ。
◇JNN系列の地元各局の取材は、非常にしっかりしているという印象をもった。コメントから、地元のことをよくわかって取材していることが、伝わってきた。
◇TBSの報道は他社に比較して良くやっていると思うが、視聴率が低かったのは何故だろうか。
◇福島原発事故は日本どころか世界を震え上がらせるテーマだ。政府の発表や東電の発表を伝えるだけの次元を超えた情報が求められている。
◇津波などの映像から心理的ショックを受けていると言う話がある。今後はそういった映像の使い方とか、もっと明るい気持ちになるような番組をどういうタイミングで入れていくかなど社内で検討してほしい。
◇原発事故について、政府・保安院・東電・学者と関係者がばらばらだったが、時間と共にそうしたシステム欠陥も検証してもらいたい。
◇今度の震災は日本の価値観・生活観が変わるようなことだ。これを報道のテーマとしてもらいたいし、TBSらしい独自の企画をたててもらいたい。
(以上文中:敬称略)
*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
TBSテレビ番組審議会事務局