番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2011年1月17日(月)開催 / 第536回番組審議会より
「史上空前!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ2011」
 

議題

(1)審議事項
 「史上空前!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ2011」1月1日放送分
(2)報告事項
 放送法改正のポイントについて
(3)事務局報告事項
 1. 視聴者からの声について
 2. 次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長野口祐子 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 北村明子 田渕久美子 竹田恆和 寺島実郎 

局側出席者

 石原社長

 衣笠常務

 石川常務

 木村取締役

 難波編成制作局長

 星野報道局長

 伊藤編成考査局長

 岩原制作センター長

 荒井バラエティ制作一部長

 坂本「ザ・ドリームマッチ」プロデューサー

 谷内番組審議会事務局長

 河野編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇漫才コンビというのは増えたけれど、どれがどれだか分からないというなかで、初めてやっても息がぴったりのコンビがあった。お笑いも自然淘汰されて新しいスターが出てくるのでは、と言う予感をもった。

◇お笑いの人たちが若い世代の間で文化的なヒーローになっている、その理由が納得できる番組だった。社会や政治にチクリとふれる危険さがあったら、もっと良くなる。

◇新しいパートナーを見つけて、そのパートナーとどんどん真剣になっていく部分がもっと見たかったし、コントの中身を作る過程がせっかくあるのに、十分活用していないのが気になった。

◇芸人と制作者が一体になって、笑いにトライする情熱がよく分かる。笑いはテレビの柱のひとつだから、今後も権威におもねず、本当の意味の笑いを探求する方向に向かってもらいたい。

◇漫才の基本であるしゃべくり漫才に触れた懐かしさを感じたし、若手芸人が最高の笑いを求め合う姿勢が見える番組だった。

◇コンビを組んだ後でのネタあわせは、とても涙ぐましく、真剣さと緊張が伝わってきた。ただこの番組を何度も見ていることを前提に、進行されているのは、視聴者に不親切だと感じた。

◇コンビを組みかえるというアイデアはとてもいいが、それを面白く見せるためには、腕のある人をそろえて欲しい。

◇優勝を発表してすぐ終わってしまったが、芸人の真剣勝負を見せる番組であるなら、真剣勝負がどう評価されたかと言うところに、時間を割いて欲しかった。

◇企画と言う面では面白いのに、何か沸いてこないものがあると感じた。7年続いているそうだが、もしかしたらどこかマンネリ化しているのではないか。

(以上文中:敬称略)


*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局