このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2010年11月15日(月)開催 / 第534回番組審議会より
「99年の愛〜JAPANESEAMERICANS〜」11月3日放送分
(1)審議事項
1.「99年の愛〜JAPANESEAMERICANS〜」11月3日放送分
2. その他
(3)事務局報告事項
1. 裁判員裁判における報道ルールについて
2. 視聴者からの声について
3. 次回審議会の議題及び日程について
委員長 | 藤原作弥 |
副委員長 | 野口祐子 |
委員 | 嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 田渕久美子 竹田恆和 寺島実郎 横澤彪 (野口副委員長、竹田委員、欠席) |
石原社長
木村取締役
衣笠常務
石川常務
難波編成制作局長
星野報道局長
伊藤編成考査局長
岩原制作センター長
瀬戸口「99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜」プロデューサー
谷内番組審議会事務局長
河野編成考査局視聴者サービス部長
◇60周年記念としてTBS以外では絶対出来ない素晴らしいドラマだった。更に先につなげていくドラマだから、これで終わらないようにして欲しい
◇草彅剛さんとイモトアヤコさんは良いコンビだ。草彅さんの演技は自然体でよかったし、イモトさんの日本人顔はほっとするいい顔だった。
◇人情物語としての面白さは大変良いが、日米関係とか日系人問題に関った人たち、しっかりした知見のある人の情報を吸収していたら、ドラマの流れや深みが増したと思う。
◇今の時代に太平洋戦争と日系移民を取り上げる意味はきちんとあったし、家族のエピソード、男女の出会いのエピソードは素晴らしかった。ただ社会的視点が少なかったことが惜しかった。
◇戦争と家族の問題をつなげて作りたかったのだと思う。その意味では壮大なドラマを作る努力と作品の持つ重みが伝わってきた。
◇一般視聴者は戦争だの平和だのとは遠いところで生きている。そういう人達がひとときでも、戦争の時代に生きた人たちの気持ちにふれるという意味では、素晴らしいドラマだった。
◇戦争を肌で感じた人にしか書けないものがあった。
◇日本の移民政策の問題を単純に描いたため、見ていて凄く感動するが、見終わったあとに、何かひっかかるものが出てくることが気になった。
◇日系人家族3世代が希望と誇りを忘れずに、戦争の時代を敵国で生き抜いた叙事詩であり、日米安保改定50年という時期に、この問題を振り返ることは、今日的意義もあると思う。
(以上文中:敬称略)
*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
TBSテレビ番組審議会事務局