番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2010年5月17日(月)開催 / 第529回番組審議会より
「新参者」5月2日放送分について

議題

(1)審議事項
 「新参者」5月2日放送分について
(2)事務局報告
 1.視聴者からの声について
 2.次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長野口祐子 
委員嵐山光三郎 石田衣良 音 好宏 竹田恆和 田渕久美子 寺島実郎 (横澤委員、欠席) 

局側出席者

 石原社長

 衣笠常務・編成制作局長

 木村取締役

 石川常務

 信国取締役

 星野報道局長

 伊藤編成考査局長

 岩原制作センター長

 貴島編成制作担当局長

 渡辺ドラマ制作部長

 伊與田「新参者」プロデューサー

 谷内番組審議会事務局長

 本村編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇しっかりとしたドラマ展開で、安心して見られる、楽しめる本格的なドラマになっている。旬なタレントが持ち味を出しているという意味でも、期待通りだった。

◇すばらしいドラマだなという感じはあるが、論理的にうまくいっているけど、心情的にうまくいっていないというか、ちょっとずれている感じがある。全てがそろっているのに、もったいないという感じがした。

◇ウイットがあるし、下町という舞台、人情味の中で添加されてきたので、刑事物にある殺伐さみたいなものがなく、とても楽しく味わえた。

◇刑事物に人情話をかみあわせることで、非常にわさびが効いていて、ある種の不自然さ、ちぐはぐさも逆に興味をひく部分がある。繰り返しと音楽で引きずり込んでいく手法も、それなりに成功をおさめている。

◇安定感のある仕組みはいいと思うが、回を重ねるごとにルーテイーンが見えてくるので、何か新しい展開を持ってこないと終盤大変かもしれない。

◇最近は極限を描くことで興味を引こうという発想があって、ドラマでもそこまでやるのかというドラマが見られる中で、家族の温かさみたいなものを出そうとする方向性は非常に良い。

◇ドラマのTBSの力を見た番組で、構成、出演者、音楽、どれをとってもすごく楽しい。

◇原作、脚本、キャステイング、いずれもよかったと思う。心の通った人間関係をお茶の間に見せるというのが、TBSのドラマの特色なので、それが帰ってきたなという気がした。



(以上文中:敬称略)




*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局