番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2009年10月19日(月)開催 / 第522回番組審議会より
「秋の豪華版!さんまのからくりTV超特大号」10月4日放送分について

議題

(1)審議事項
 1.「秋の豪華版!さんまのからくりTV超特大号」10月4日放送分について
 2.その他
(3)事務局報告
 1.次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長沼田早苗 
委員音 好宏 田渕久美子 寺島実郎 ねじめ正一 野口祐子 山藤章二 横澤 彪 

局側出席者

 石原社長

 石川常務

 衣笠取締役

 木村取締役

 信国取締役

 神谷報道局長

 吉崎編成局長

 伊藤編成考査局長

 高田制作局長

 岩原バラエティ制作センター長

 荒井バラエティ制作一部長

 近藤「さんまのからくりTV」プロデューサー

 谷内番組審議会事務局長

 本村編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇番組が育て上げたと思われる農業少年中村君とのろま大将こと大江君の二人のキャラクターが、とても新鮮で人間性も豊かで好感が持てた。

◇ファミリーを意識したTBSを代表するバラエテイ番組だと思うが、今回に限っては面白くするために作りすぎていると思う。力技で笑わせてやろうというのではなく、もう少しやわらかさというか、一しづくの涙がでれば笑いはもっと大きくなると思う。

◇今回はスペシャルなので、いつものような軽い面白さではなく、つくられたプロの面白さだったが、それはそれで楽しめた。

◇今テレビにはいかがわしさがなくなってしまったが、その中で数少ないいかがわしさが匂っている番組だ。大丈夫かなと思う人を、さんまさんが上手に育て上げている。

◇安手のお笑い芸人が出ていないところを、評価している。日本のテレビ文化は、目に余るほど笑いの質が劣化していると思うが、そういう中で雰囲気のいいまともな笑いをもたらすバラエテイだ。

◇この番組の魅力は、毎回信じられないような素人さんが出てきて、だんだん感情移入してしまって、また見たいと思わせられてしまうというところだと思う。特番と言うことでいつもの倍楽しめると期待したのだが、全体につくりこんである感じがして少々落胆した。

◇この番組が本来もっている伸び伸びした部分が少し縮んできているようで、気になった。スタジオのボケさ加減とかハラハラさをもっと出して欲しい。

◇初めてみたのだが、明るくて、罪のない、下品に堕していないいい番組だと思った。

◇自然体というか、ほのぼのとした笑いもいいね、というところがこの番組の原点だと思う。面白主義というのはどうなんだ、面白いことがすごくいいことなのかみんなで考えたほうがいい。



(以上文中:敬称略)




*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局