番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2009年5月18日(月)開催 / 第519回番組審議会より
「ぼくの妹」4月19日・26日放送分

議題

(1)審議事項
 1.「ぼくの妹」4月19日・26日放送分
(2)事務局報告事項
 1.この一ヶ月間に視聴者から寄せられた意見について
 2.次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長藤原作弥 
副委員長沼田早苗 
委員音 好宏 田渕久美子 寺島実郎 山藤章二 横澤 彪 

局側出席者

 石原社長

 衣笠取締役

 石川常務

 信国取締役

 神谷報道局長

 吉崎編成局長

 伊藤編成考査局長

 高田制作局長

 八木取締役「ぼくの妹」制作プロデューサー

 貴島ドラマ制作センター長

 高橋「ぼくの妹」プロデューサー

 谷内番組審議会事務局長

 本村編成考査局視聴者サービス部長

委員の主な発言

◇オダギリジョーの外科医にしても、長沢まさみのキャバ嬢にしても、その設定が二人の演技の中でこなれていないところが気になった。

◇良心的なものを感じると同時に、当てるつもりで作ったわけじゃないんだなと感じた。わくわくして楽しみにその時間を待つという視聴者の立場に立って作られていない気がする。

◇卓越した売れ筋の俳優を使って、きちっと作りこんでいるのに、ヒューマンストーリーとしての躍動感に欠けている。ドラマを作るシステムが固定し、パターン化しているからではないか。

◇よくある兄弟愛ヒューマニズムドラマかと思ったら、突然ラブロマンスになったり、よくあるサスペンス物かと思ったら急に社会派ドラマの様相を呈したりと、正体不明のドラマで、正直混乱した。

◇視聴者からみて、思わせぶりなドラマだ。だから中々親近感がもてないドラマで、例えば長沢まさみが可愛いからもう一回みてやろうとか、オダギリジョーがいいから見ようとか、そういう極めて一般的な目線がないと思った。

◇日曜夜九時のドラマとしては暗いし、救いがない。

◇カメラアイがこれまでの家族を描くものと違っていて、いろいろな現代の要素がちりばめられてるが、統一性を欠いている気がした。

◇サスペンスからヒューマンストーリーへと展開していくそうだから、今後の展開に期待したい。



(以上文中:敬称略)




*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


TBSテレビ番組審議会事務局