番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2008年9月16日(火)開催 / 第511回番組審議会より
10周年のニュースバードを中心としたCS放送について

議題

(1)審議事項
 1.10周年のニュースバードを中心としたCS放送について
 2.その他
(2)報告事項
 1.2008年秋の編成方針について
 2.放送法4条一項に基づく訂正放送の実施について
(3)事務局報告事項
 次回審議会の議題及び日程について

出席者(敬称略)

委員長月尾嘉男 
副委員長沼田早苗 
委員音 好宏 篠塚英子 ねじめ正一 野口祐子 藤原作弥 横澤 彪 (池田委員、寺島委員、山藤委員、欠席) 

局側出席者

 井上社長

 財津専務

 城所専務

 石原取締役

 衣笠常務

 石川編成制作本部長

 神谷TBSテレビ報道局長

 吉崎TBSテレビ編成局長

 伊藤編成考査局長

 中井TBSテレビ 報道局編集センター デジタル編集部長

 坂本TBSテレビ コンテンツ事業局 メディア事業センター ペイテレビ事業部長

 谷口TBSテレビ コンテンツ事業局 メディア事業センター部次長

 谷内番組審議会事務局長

委員の主な発言

◇一つのサーバーに情報が効率的に集約されて、多角的に出て行ける体制を10年前から作ったことは先見の明があると思う。今後も新しい動きについていけるよう継続的に工夫して欲しい。

◇ニュースバードでのベイスターズの中継は、旧来型の何の知恵もない野球中継に
なっている。地上波の発想とはここが違うというものを見せて欲しい。

◇(TBSチャンネルは)いつも8月に終戦記念日特集をやるが、毎年こういうことをやるのは、とても意義のあることだと思う。また「渡る世間は鬼ばかり」の昔の作品をやっているが、今放送している番組の最初のシーンが同時に見られるのは不思議な感じがした。

◇政治にしろ経済にしろ、いろいろのジャンルで専門家のコメントやカリスマ性のあるパーソナリテイーのコーナーを設けて、さらに付加価値をつけて欲しい。

◇15分のユニットは一度見ると次に同じものが繰り返されるという印象が強い。またアナウンサーたちから受ける印象がかなりかたいし、原稿の読み方ももう少し変化があったほうが良いと思う。

◇TBSチャンネルで過去の遺産である素晴らしいドラマをいつも見ているが、今年は「私は貝になりたい」のフランキー堺さんと所ジョージさんの作品をくらべて見ることが出来て、幸せだった。

◇15分ニュースなるがゆえに、ストレートニュースだけでなくNEWS23や系列局の夕方ニュースの特集コーナーのような、深掘りしたものもいれて濃淡をつけたほうがいいと思う。

◇ニュースバード専用のきちんとしたスタジオを作るか、オープンにして実際に仕事をしているスタッフをバックにするか、したほうがよい。今のスタジオでは中途半端で、それがアナウンサーの表情にでてしまう。

◇インターネットに専門チャンネルがどう対抗していくか、戦略を考える必要がある。



(以上文中:敬称略)




*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


東京放送番組審議会事務局