このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2008年2月18日(月)開催 / 第505回番組審議会より
「サッカーワールドカップ3次予選第一戦 日本対タイ」2008年2月6日放送分について
(1)審議事項
「サッカーワールドカップ3次予選第一戦 日本対タイ」2008年2月6日放送分について
(2)事務局報告事項
1. BPOからの要望書について
2. 次回予定及び審議事項について
委員長 | 月尾嘉男 |
副委員長 | 沼田早苗 |
委員 | 池田守男 篠塚英子 寺島実郎 ねじめ正一 山藤章二 横澤 彪 (音委員 欠席) |
井上社長
財津専務
石原取締役
衣笠取締役人事労政局長
石川編成制作本部長・報道本部長
成子編成考査局長
金平TBSテレビ報道局長
三角TBSテレビスポーツ局長
本多TBSテレビスポーツ局
中継制作二部長
佐藤TBSテレビスポーツ局
中継制作二部プロデューサー
谷内番組審議会事務局長
◇アナウンサーが語りすぎず、しかも解説者が過剰な講釈を入れるわけでもなくバランスの取れたいい番組だったと思う。見る側に主体的に見せるような画面作りという点でもよかった。
◇スポーツ中継らしいさわやかさというか、飾りつけがなくて正統派というか、あっさり味というのか、とても好感をもって見た。実況の土井アナと解説の金田さんのコンビも非常に良い。
◇サッカー中継を審議するというのはやりにくい。勝てば官軍というところがあって、勝てば満足してしまって技術的にどうこう言う気にならない。ひいきの引き倒しのようだった世界陸上や女子バレーとは対照的に、抑制の効いた好感の持てる放送だった。
◇最初の一点が入ったとき、ポーカーフェイスの岡田監督がすごく喜ぶのと、タイの監督のしょぼんとした姿が一つの画面に出てきたカットはとてもよかった。たくさんのカメラを入れながらいい場所にちゃんとアップが入っていたり、カメラワークが素晴らしかった。
◇ゴールしたときの中沢選手の表情を迫力あるクローズアップにしていたが、全体の流れを紹介すると同時に、得点・失点のときの個人の表情のクローズアップをどんどん紹介してもらえると、より人間的なものを感じさせると思う。
◇全体として素晴らしかったが、国歌や選手の動きなど対戦国の文化的側面の紹介を工夫するともっとよかった。
◇ヨーロッパでは終わってから選手に点数をつけるなど厳しい批評をするが、日本も解説者は悪いところは悪いとはっきり言うような、選手に厳しい批評をしていいと思う。
(以上文中:敬称略)
*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
東京放送番組審議会事務局