このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2008年1月21日(月)開催 / 第504回番組審議会より
「真実の衝撃 筑紫・安住の報道2007」2007年12月15日放送分について
(1)審議事項
「真実の衝撃 筑紫・安住の報道2007」2007年12月15日放送分について
(2)事務局報告事項
次回予定及び審議事項について
委員長 | 月尾嘉男 |
副委員長 | 沼田早苗 |
委員 | 池田守男 音 好宏 篠塚英子 寺島実郎 ねじめ正一 山藤章二 横澤 彪 |
井上社長
財津専務
城所専務
石原取締役
衣笠取締役衣笠取締役人事労政局長
石川編成制作本部長・報道本部長
成子編成考査局長
金平TBSテレビ報道局長
矢部TBSテレビ報道局編集センター長
鈴木TBSテレビ報道局プロデューサー
谷内番組審議会事務局長
◇福田総理の人となりに迫ろうとしたのはわかるが、であればもっと生活者の視点で攻めるべきだったと思う。安住アナにやってもらうつもりだったのだろうが、日ごろのイメージが強かった。
◇福田総理が答えにつまるようなことがなく、必死に食い下がる筑紫さんを上手にかわしているという印象だった。人柄の迫るという点では成功だった。
◇福田さんという人は生で見ても、録画で見てもほとんど変わりがなかった。国民に何事かを期待させる、わくわくさせる何かを感じさせる、そういうことのまったくない総理でがっかりした。福田さんの生出演という大目玉の割には「失望」という言葉が感想だ。
◇一番退屈だったのが福田総理へのインタビューでしかもここに時間を割いたのが番組が失敗した理由だ。また小池百合子さんが何のために出てきたのかも全くわからない。作っている人たちが自分の思っていることを表現する番組ではなかった。
◇人柄などではなく、あくまで総理として福田さんが国民のために何をやるのか徹底して聞くべきだった。
◇安部前総理の辞任は、もう一歩踏み込むことが出来なかったのか。総理の出処進退というのは何にもかえがたい大事なことなのに非常に軽々しいという印象がある。こういった番組でその重みというものを追求できなかったのか。
◇結果的に安部さんという人がいかに政治家として資質がないかということがはっきりわかって、番組の中でこんなよくわかることはないと思うくらいだ。
◇環境問題の攻め方はもっといろいろある。今回は電力にフォーカスしてそれはそれである種の及第点だったが、これをきっかけに環境問題の提示の仕方を検討してほしい。
◇皆で電力の節約をかんがえましょうという程度の印象で残念だった。柏崎原発がとまっていることのインパクトは大きい。柏崎原発をどうするか視聴者に考えてもらうことなしで、問題の本質に迫ることが出来なかったのは残念だ。
◇筑紫さんはすばらしく健在だった。必死になって食い下がり、出来るだけ引き出そうとする姿勢は評価できる。
(以上文中:敬称略)
*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。
東京放送番組審議会事務局