番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2007年10月15日(月)開催 / 第501回番組審議会より
「朝ズバッ!」不二家関連番組、BPO放送倫理検証委員会の見解に対する意見書

議題

(1)報告事項
 1.「朝ズバッ!」不二家関連番組、BPO放送倫理検証委員会の見解に対する意見書
 2.今年上半期のTBS及び放送界の動向について
 3.その他
(2)事務局報告事項
 次回予定及び審議事項について

出席者(敬称略)

委員長月尾嘉男 
副委員長沼田早苗 
委員池田守男 音好宏 篠塚英子 寺島実郎 ねじめ正一 山藤章二 横澤彪 

局側出席者

 井上社長

 財津専務

 城所専務

 石原取締役

 石川編成制作副本部長

 金平報道本部副本部長

 衣笠人事労政局長

 成子編成考査局長

 田代TBSテレビ制作局長

 星野TBSテレビ情報制作局長

 谷内番組審議会事務局長

意見書及び検証について

◇事前の打ち合わせが短いことを知って驚いた。TBSがこういう番組を作る体制を根底から考え直さないと、もう一回同じことが起きると改めて思った。

◇みのさんに対して、TBSが社としてどういう対応をしたのかはっきりしていない。

◇BPOに寄せられた意見をみると、何を反省しているのかわからないという意見が多い。TBSがもう少し行動で出さないと、こうした意見をクリア出来ないと思う。

◇即効性のある再発防止の体制を作ること、再発したときにどう対応するか明確にすることが必要だ。

今年前半のTBSについて

◇「時事放談」を気にいっている。ただ顔ぶれが固定化されているので、もっと若い人や産業界の人も入れてブラッシュアップすると、更に面白くなると思う。

◇「命の輝きスペシャル」は大変良かったが、タレントだけでなく局の若手アナウンサーをどんどん使って育てて欲しい。

◇「金閣寺音舞台」という番組を見たが、まことに新鮮で芸術性の高い番組だった。やるときはやるなと敬意を表したい。

◇TBSが亀田問題に責任をもつべきことは、ごまかしなく直視すべきだ。もう少し抑制のきいた、極端なドラマ化をしない番組の作り方が必要なのではないか。

◇TBSの人たちは真剣に勉強している。報道を支えている人材の育成について、より組織的に努力して欲しい。

◇一人一人がプライドを持って仕事をし、その片方でわきも固めていく、そういう環境を作ってほしい。

◇スポーツのエンターテインメントの面を強調しすぎると、逆の弊害が出てくると思わざるを得ない。バランスを取って伝えてほしい。

◇番組で環境問題を取り上げるだけでなく、制作体制そのものも環境問題に取り組むことを検討してほしい。



(文中:敬称略)




*TBSでは番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、今後の番組内容の向上に活かしていく所存です。


東京放送番組審議会事務局