このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。
2007年8月8日(水)開催 / 第499回番組審議会より
「みのもんたの朝ズバッ!」不二家関連の2番組に関するBPO放送倫理検証委員会の見解について
報告事項
1.「みのもんたの朝ズバッ!」不二家関連の2番組に関するBPO放送倫理検証委員会の見解について
2.訂正放送の実施について
3.その他
委員長 | 月尾嘉男 |
副委員長 | 沼田早苗 |
委員 | 音好宏 寺島実郎 ねじめ正一 (池田委員、篠塚委員、山藤委員、横澤委員 欠席) |
井上社長
財津専務
城所専務
石原取締役
石川編成制作本部長・報道本部長
金平報道本部副本部長
田代TBSテレビ制作局長
成子編成考査局長
谷内番組審議会事務局長
◇消費期限と賞味期限の違いといった問題の本質をしっかり理解した上で
つくられたのかどうか、疑問だ。
◇番組を面白おかしくするために、ポピュリズムに訴えて悪乗りし、大衆の怒りを駆り立てていくという手法は改める必要がある。
◇面白いところだけを選んでつくると、受け取る側はかなり誇大にその情報を受け取ってしまう。
◇みのさんの意見に対し、異なった意見が出ることが大事だが、その意味でコメンテーターが機能していなかった。
◇取材の一元化がおろそかになっているのではないか。
◇制作体制を今後どのようにしていくか、今回どのような対応をしたか社会に明らかにすることが必要だ。
◇どういうプロセスでこういうことが起きたのか検証すべきだ。
◇なぜこのような番組をつくったのか、本当に賞味期限切れのチョコが製造工程にもどっていたのか、この2点を検証すべきだ。
◇番組がいいか文書がいいかは別にして、事実をきちんと検証し公開して欲しい。
◇この問題を考えるとき、みのもんたさんの顔がずっとひっかかっている。この問題に対するみのさんの生の言葉がききたいし、チャンスがあれば何か言って欲しいという思いがある。
上記の意見に欠席した委員の意見も加えて、委員長が番組審議会としての意見を取りまとめることとし、次回審議会で原案を会社側に示す。
(文中:敬称略)
*TBSはBPO放送倫理検証委員会の見解と、その内容に対する番組審議会委員のご意見を真摯に受け止め、再発防止や番組内容の向上に活かしていく所存です。
【訂正放送】
◇7月31日放送の「ピンポン」で朝青龍関の休場について取り上げた内容に対し日本相撲協会より訂正の請求があった。調査した結果、8月1日の同番組で、放送法4条第1項による訂正放送を実施した。
東京放送番組審議会事務局