番組審議会議事録

このページはTBSの番組や放送のありかたを考えるページです。
番組審議会の審議内容を中心に紹介し、皆様からの意見も募集しています。


2001年12月17日(月)開催 / 第442回番組審議会より
今年の放送全般について

議題

報告事項
 1.訂正放送について
 2.年末年始のラジオ・テレビ番組について
審議事項
 1.今年の放送全般について
 2.その他

出席者(敬称略)

委員長内田健三 
副委員長沼田早苗 
委員秋山ちえ子 生田正輝 伊藤宏 猪口孝 兼高かおる 瀧大作 竹内宏 ねじめ正一 服部克久 古橋廣之進 山藤章二 

局側出席者

 東京放送

 砂原社長・井上副社長・佐藤専務取締役・若林常務取締役

 財津常務取締役・近藤編成局長・平本報道局長

 田澤番組審議会事務局長・編成考査局長

 山泉TBSエンタテイメント社長

 林原TBSスポーツ取締役

 長田TBSライブ取締役

 TBSラジオ&コミュニケーションズ

 清水社長

 小櫻取締役

 相島番組審議会事務局長・総合企画室長

◇番組審議会がスタートしてから今日までの議事録を読んでみたい。吉川英治さんや井上靖さんがどのような発言をしていらっしゃるのか、たいへん興味があります。

◇過去のものと言えば、ラジオの草創期のテープなども、もし保存してあれば是非聴いてみたいと思います。

◇最近のラジオもテレビも若い人のほうを向きすぎています。ラジオの聴取率調査が今まで59歳までだったのが、今度69歳までになったのは良いことですが、まだたりません。もっと寿命が延びています。きちんとマーケティングをやれば、若い人の可処分所得が多いというのは違うということが判るはずです。

◇番組等で新聞の記事をそのまま紹介するのはやめるべきだと思います。(放送する側として)内容を確認したうえでのことでしたらよろしいのですが、単に「こんな記事がありました・・。」ではあまりにも無責任。放送局としてもっと主体性を持つべきではないでしょうか。

◇TBSの番組は上品な内容が保たれているものが多いと思いますし、今後もそうあってほしいと思います。

◇日本のプロスポーツ界は、選手達の人間教育の場というものを考えるべきだと思います。プロとしての技量も必要ですが、一般常識や教養をあらためて学ぶことも大切ではないでしょうか。

◇以前ラジオの番組パンフレットについて、文字が小さくて読みにくいと意見を申し上げたことがありましたが、今回テレビの年末年始特別番組・1月新番組資料を拝見して、文字が大きく高齢者にもたいへん読みやすくとても良いと思います。

◇メディアと青少年問題についていろいろ論議されているが、なにもメディアだけの責任とは思えない。近頃の若者は礼儀をわきまえず、すぐにかっとなり動機もなくいろいろなことをやるが、これは親、親同士、学校、先生、子供同士、いろいろな事が関係している。ことに子供の数、少子化が進んだことが関係していると思う。かつては、これ以上やってはいけない限度や程度を兄弟のなかで学んで覚えた。また、近所の子を大人が叱ったり、たしなめたりしたことが一般的にあった。しかし現在では、それは無いに等しい。そのようなことも関係していると思う。


番組審議会事務局