視聴データ よくあるご質問

TBSテレビおよびJNN系列27社の「視聴データ」に関する主な質問にお答えします。

視聴データとは

「視聴データ」とは何ですか?

テレビの視聴状況を記録しているデータです。「視聴ログ」という場合もあります。
収集対象となるのは、JNN系列各局の放送エリアでインターネットに接続されているテレビ受信機の視聴データです。
視聴データは、特定の個人を識別できる情報を含んでおらず、個人情報には該当しません。また、分析の過程で個人を特定することもありません。

具体的にはどういったデータですか?

JNN系列の放送を視聴しているときの、以下の情報です。
①同一受信機を一意に識別するために発行するID 
(なお、IDとして、B-CASカードIDや受信機の製造番号などを利用いたしません。)
②番組の視聴時刻情報
(JNN系列以外の放送を視聴している場合は除きます)
③IPアドレス
④テレビ受信機に設定された郵便番号
⑤データ放送の利用情報
(JNN系列以外の放送を視聴している場合は除きます)

同一受信機を一意に識別するために発行するIDとは何ですか?

株式会社TBSテレビ(以下、TBSテレビ)が、同一のテレビ受信機を識別するために発行するIDです。B-CASカードIDや受信機の製造番号などは利用せず、自動で発番される独自のIDを利用しています。
また、関東地区では2023年10月17日以降、地上波在京民放5局(TBS、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ)が共同で同一のテレビ受信機を識別するためのIDも発行しています。

視聴データの仕組み

視聴データはどうやって集めているのですか?

以下のようなデータ放送の仕組みを使って、視聴データをインターネット経由で、TBSテレビ又はTBSテレビの委託先が管理する日本国内のサーバーに送ります。

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お使いのテレビが収集の対象かを確認する方法、収集を停止する方法

どうすれば視聴データが収集されているかどうかを確認できますか?

視聴データの収集は、JNN系列各局の放送エリアでインターネットに接続されているテレビのみが対象になります。技術上の制約などの理由により、一部の受信機については、視聴データを収集いたしません。
視聴データ収集の設定を確認するには、チャンネルをJNN系列に合わせた状態で、お持ちのテレビリモコンのdボタンを押し、データ放送トップ画面のメニューから「視聴データ」のボタンを押して画面をご確認ください。収集に「協力する」と記載されていれば、視聴データを提供いただいている状況となっています。
収集対象となっていない場合は、「現在、このテレビ受信機は、視聴データ収集の対象となっていません。」と表示されます。

どうすれば、視聴データ収集を止めることができますか?

データ放送上に、収集を停止するためのボタンが設置されています。
視聴データ収集を止めるには、チャンネルをJNN系列に合わせた状態で、お持ちのテレビリモコンのdボタンを押し、データ放送トップ画面のメニューから「視聴データ」のボタンを押して、視聴データ収集の説明ページに移動してください。移動先の画面に表示される「協力しない」ボタンを選択・決定していただければ、視聴データ収集を停止します。
なお、関東地区では2023年10月17日以降、地上波在京民放5局(TBS、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ)のいずれか1局で設定を変更すると、その他4局にも反映されます。

収集を停止した場合、番組が視聴できなくなることはありますか?

収集を停止しても、番組の視聴に影響はありません。

収集の停止・再開の設定は一度しかできないのですか?

停止・再開の設定は、同じ画面から何度でも変更できます。
なお、この設定は、番組ごとではなく、すべての番組に共通するものです。収集の停止または再開の最新の設定が、すべての番組に反映されます。
なお、関東地区では2023年10月17日以降、地上波在京民放5局(TBS、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ)のいずれか1局で設定を変更すると、その他4局にも何度でも反映されます。

収集したデータの取り扱いと利用方法

収集した視聴データはどのように利用するのですか?

収集した視聴データは、以下の目的で利用します。

・ 自社が提供する番組の制作・編成のための視聴者特性の調査又は分析

・ 自社の営業活動におけるマーケティングデータとしての利用

・ 番組及び自社事業に関するテレビ広告に利用するためのセグメントの作成及びこれを利用した広告

・ 放送に係るシステムの改善、マーケティング又は新たな広告手法の研究・開発など

なお、視聴データは、放送局又は広告会社等が保有する様々なデータと組み合わせて分析・利用されることがあります。この場合、分析の過程で特定の個人が識別されることのないよう安全管理措置を講じます。また、テレビ受信機に番組等のお知らせを表示する場合があります。
また、本人の同意を得たうえで視聴データを株式会社TVer(以下、TVer社)に提供することがあります。TVer社に提供された視聴データの取扱いについてはTVer社のプライバシーポリシー(https://tver.jp/privacypolicy)をご覧ください。

収集した視聴データはどのように保管されるのですか?

収集したデータは、適切な安全管理措置をとってTBSテレビ又はTBSテレビの委託先が管理する日本国内のサーバーに保管します。TBSテレビが提供したデータをJNN各局が利用する場合は、適切な安全管理措置をとって各局が保管します。
なお、TVer社に提供された視聴データの安全管理措置についてはTVer社のプライバシーガイド(https://privacy.tver.jp/privacy-protection-measures/)をご覧ください。

収集した視聴データはいつまで保管されるのですか?

TBSテレビおよびJNN系列各局における視聴データの保存期間は原則として収集から最大60ヶ月とします。
保存期間が経過したとき又は視聴データが不要になったときは速やかに消去します。
なお、TVer社に提供された視聴データの保存期間についてはTVer社のプライバシーポリシー(https://tver.jp/privacypolicy)をご覧ください。

プライバシー保護について

データを取るのに、事前の同意は取らないのですか?

個人情報ではない視聴データを収集することについては、個人情報保護法や総務省が定める放送分野の個人情報保護についてのガイドラインなどで、事前の同意を取ることは義務づけられておりません。ただし、視聴データを収集されたくない視聴者の方に配慮し、視聴者の方が視聴データの収集を停止することができるようにしております。
停止方法については、こちらをご参照ください。

視聴者のプライバシーは具体的にはどのような方法で保護していますか?

TBSテレビおよびJNN系列各局は、テレビ視聴データにかかわる視聴者のプライバシー保護のために設置された「視聴関連情報の取扱いに関する協議会」(※1)で議論された内容(※2)を尊重するとともに、社内でもデータを取り扱う部署を厳密に分けることで収集する視聴データが個人情報とひも付くなどして個人を特定できる状態にならないよう、容易照合性にも配慮し安全管理を徹底しております。
個人情報ではない視聴データの収集については、個人情報保護法や総務省のガイドライン、認定個人情報保護団体指針などで、同意を取ることは義務づけられておりませんが、視聴データを収集されたくない視聴者の方に配慮し、視聴データの収集・集約を停止することができるようにしております。(停止方法はこちら)
※1 放送分野の認定個人情報保護団体「一般財団法人放送セキュリティセンター」が事務局となり、テレビ視聴データなどについて、放送局や関係事業者、団体などが意見交換するために設置した会合です。
※2 2023年3月に公表した「オプトアウト方式で取得する非特定視聴履歴の取扱いに関するプラクティス(ver2.2)」に加えて、現在さらにプライバシー保護に配慮した議論を進めています。

IPアドレスは個人情報なのでは?

IPアドレス単独では、個人情報保護法上の「個人情報」には当たりません。また、他の情報とひもづくなどして個人を特定することができる状態にならないよう取り扱っております。